社会貢献
2019年9月17日クリエイターやキャストと共に性的暴行の被害者サポートグループのメンバーが参加したパネルディスカッションにて、被害体験や被害者をどのようにサポートすべきかについて討論が行われました。
Netflixのハリウッドオフィスで行われたこの対話は、リミテッドシリーズ「アンビリーバブル たった1つの真実」の配信開始に併せて行われました。8エピソードからなる本作は、侵入者にレイプされたと訴えるも警察や最も身近な人々から疑われてしまう10代の少女マリー (ケイトリン・デヴァー) の話が描かれています。
当イベントには、この分野における様々な主要組織からパネリストが集まりました。End Violence Against Women International、Peace Over Violence、Project Sister Family Services、Rape, Abuse & Incest National Network (RAINN)、Hollywood Health & Society、Together We Riseなどが招集され、討論の最中や後でさらにサポートが必要な人が出た場合に備えて、2名の有資格カウンセラーやRAINN speakers bureauのメンバーらが待機しました。
End Violence Against Women InternationalのCEOを務めるジョアン・アルシャンボールは、本シリーズが性的暴行をめぐるステレオタイプな見方を変えるきっかけになってほしいと述べました。「性的暴行の被害者に対する見方を観念ごと変えることが重要なのです」
「アンビリーバブル たった1つの真実」は複数の素材から着想を得ています。その1つは2015年にプロパブリカとマーシャル・プロジェクトに掲載されピューリッツァー賞を受賞した記事「An Unbelievable Story of Rape (原題)」で、2018年に出版された書籍「A False Report: A True Story of Rape in America (原題)」の下地となったものです。この記事はまた、2016年にポッドキャスト番組「This American Life (原題)」のエピソード「Anatomy of Doubt (原題)」として取り上げられました。
パネルディスカッションには製作総指揮を務めるスザンナ・グラント (「エリン・ブロコビッチ」)、サラ・ティンバーマン (「JUSTIFIED 俺の正義」)、リサ・チョロデンコ (「キッズ・オールライト」)、キャストのメリット・ウェヴァー、ダニエル・マクドナルド、エリック・ランジュ、そしてケイトリン・デヴァーと共に、前述の記事と書籍を共同執筆したケン・アームストロングも参加しました。
「このシリーズを観て、人々がこの問題を議論するようになることを願っています」と、クリエイティブチームへの謝辞の中でアルシャンボールは述べました。
ディスカッションには、マリーが病院で検査を受けるシーンや事件に関する警察との最初の会話など、本シリーズのビデオクリップがいくつか含まれています (本シリーズの映像はこちら )。
本シリーズでは疑惑の事件の調査がマリーに与えた影響、そして暴行の結果として彼女や他の被害者たちが直面する派生問題も取り上げています。「本シリーズの見事な点は、安全性について述べているところです」と語るのは、Peace Over Violenceの臨床リソース部門の責任者を務めるウェンディ・ブランコです。「身の安全を感じられなければ、日常生活をこなすことができないからです」
アルシャンボールは、サンディエゴ警察で性犯罪ユニットの監督責任者として10年間務めた人物です。彼女は児童虐待や性的暴力の被害者に対する社会の反応の仕方を変えることを目的とした、国民意識を高めるキャンペーン「Start By Believing」の立ち上げに関わりました。さらに、本シリーズの配信に先駆けて、「Start By Believing」は「アンビリーバブル たった1つの真実」のためのページを設け、サイト訪問者が援助を受けたりボランティアを申し出たりする機会を提供しています。
「本当に大きな影響をもたらすことになると信じています」と、アルシャンボールは本シリーズについて述べました。「私たちは皆、性的暴行について理解を深め、誤解を改め、そこに付きまとう負の社会的汚名を払拭する必要があるのです」
写真はNetflixおよびアンドリュー・トス/ Getty提供
