コンテンツに移動

完璧な肉体とは? 韓国トップのサバイバル系リアリティ番組「フィジカル100」が出した答えは、無駄のない体こそが王者

3rd week stills1

完璧な肉体は、ただ大きければ良いというものではない。それをウ・ジニョンは証明しました。

Netflixのサバイバルゲーム番組「フィジカル100」で他の参加者99人を抑えて優勝したのは、引き締まった無駄のない肉体をしたクロスフィット選手兼スノーボーダー。数々の過酷なチャレンジを乗り越え、賞金3億ウォン (約3千万円) を獲得しました。特にすごかったのは「ウロボロスの尾」。敵の尻尾をつかむ競技でレーストラックを20周以上走った37才は、見事勝利を収めました。

サバイバル系リアリティ番組「フィジカル100」で優勝したスノーボーダーのウ・ジニョン

この韓国発人気リアリティ番組では、体操選手やボディビルダー、総合格闘家といった鍛え抜かれた身体を持つ100人の参加者たちが、鉄棒にぶら下がり、岩を持ち上げ、1.5トンの船を運び、完璧な肉体という称号を目指して激しい戦いを繰り広げました。

「フィジカル100」は、リアリティ番組として初めてNetflixの英語以外のTV番組で1位を獲得し、この1ヵ月間TOP10入りをキープしています。今週は視聴4,540万時間を記録し、引き続き英語以外のTV番組で最も人気のある番組となっており、Netflixの中で最も視聴された作品の第2位となる勢いを見せています。

完璧な肉体を探し求めて

完璧な肉体とは...? プロデューサーのチャン・ホキは、あるフィットネスセンターに飾られた"今月のベストボディ"のポスターで、さまざまな体型をした会員がそれぞれ違ったポージングとトレーニング方法を実践していることを偶然知り、この疑問にたどり着いたと言います。

意外な人がベストボディに選ばれていたことから生まれた疑問。「最高のボディとは? 肉体と肉体の比較をするにはどうすれば? 誰もが納得するような基準はあるのだろうか...?」と。

敗者復活戦の様子

彼はその答えを見つけるために、筋力やバランス、持久力、敏しょう性、意志の強さなどを競い合う、まさに身体能力の限界にチャレンジする一連のクエストを考案することにしたのです。

そして、サッカーの競技場2面分の巨大な撮影セットで、美術監督のユ・ジェホン (平昌冬季オリンピック、2019年のBTS"LOVE YOURSELF"ワールドツアー)、音楽監督のキム・ソンス (「イカゲーム」)、衣装監督のチェ・セヨン (「パラサイト 半地下の家族」「Okja/オクジャ」) といった豪華スタッフとともに番組を制作。毎回予想外の展開が繰り広げられました。

人間の体が体現するもの

チャンは、人間の体は人類の歴史でありストーリーそのものであると信じています。「フィジカル100」は年齢や職業、国籍に関係なく、人間の体のみに焦点を当て、参加者一人ひとりのストーリーを体現しています。

リアリティ番組では通常進行役を務めるMCすらつけず、参加者とその肉体、困難なクエストに挑戦するその姿そのものに視聴者が集中できるようにしたのです。

ローマ帝国のパンテオンを模した荘厳なギャラリー

円形のギャラリーは撮影現場の中でも重要な場所であり、古代ローマのパンテオンをモチーフにデザインされています。ギリシャ語で"すべて"を意味する"パン"と、"神"を意味する"テオン"を組み合わせてたこの言葉は、"この世にはさまざまなタイプの肉体が存在し、そのすべてが尊重されるべきだ"というメッセージが込められています。

「フィジカル100」は、番組として楽しめるだけでなく、完璧な肉体に対する考えを問い直すきっかけにもなっています。チャンは次のように述べます。「私たちの番組は、人々が自分の肉体について見つめ直し、自らを向上させるために何ができるか考えるきっかけを提供します。肉体的な強さだけでなく、精神的な強さ、そして自分を限界まで追い込む意志の強さも重要なのです」

Julie Lee

広報担当者

juliel@netflix.com