社会貢献
2022年3月30日1年前、Netflixは初めて、気候変動に対するパブリックな取り組み「ネットゼロ+自然」を開始しました。本日、環境・社会・ガバナンスに関する報告書2021を発表するとともに、その取り組みに関する詳細な進捗状況をお知らせします。
同報告書全文では、科学的かつ戦略的により深く掘り下げてお伝えしていますが、ここではその中から 5つの重要なポイント をご紹介します。
1. Netflixは、科学的根拠に基づく気候変動目標の達成に向け、順調に計画を進めています。 2021年は、1万4千トンを超える二酸化炭素排出量の削減または回避に成功しました。その結果、スコープ1 (自社からの直接排出) およびスコープ2 (エネルギー起源の間接排出) における排出量を、それまでと比べて10%以上削減することができました。これは、2030年までにスコープ1と2の排出量を46%削減する目標に向かって順調に進んでいることを意味します。最近では、Exponential Roadmap Initiativeを通じて排出量を半減している、他の気候変動リーダーたちの仲間入りをしました。電力会社や家主、Netflixのパートナー企業と協力して再生可能エネルギーに切り替え、制作現場ではバッテリーや再生可能ディーゼル、電気自動車を使用し、持続可能な航空燃料を購入したことなどが、排出量を削減する一助となりました。報告書の中の二酸化炭素削減ロードマップ2030では、Netflixがどのように気候変動目標を達成するのか、より詳細な計画を説明しています。
2. 2021年は予想通り、Netflixの全体的なカーボンフットプリントが増加しました。 スコープ1とスコープ2にスコープ3 (その他の間接排出) を合わせた全体で、二酸化炭素換算量 (MTCO2e) は2020年の105万トンから、2021年は154万トンに増加しました。その理由として、パンデミックが収束に向かった2021年に、映画やTV番組の制作が活発になったことが挙げられます。やはり、Netflix社内や業界全体にとって、絶対排出量を減らす前にやるべきことは、まだたくさんあります。だからこそ、削減目標を達成するための新しい方法を見つけ出すことが、非常に重要です。
3. Netflixは目標の達成にあたり、まず最大の排出源である映画やTV番組の制作過程における脱炭素化を図ります。 2021年は、撮影セットで電気自動車の使用を増やし、一部のディーゼル発電機をモバイル電気バッテリー (「ヴァージンリバー」シーズン4などで使用) や、グリーン水素発電装置 (写真下の「ブリジャートン家」シーズン2で使用など) に置き換え、撮影現場で使用する燃料を合計27,380ガロン削減しました。今年は、さらに削減する予定です。
4. Netflixは、質の高い炭素クレジットプロジェクトに投資しています。 太古の昔から自然には気候を安定させる力がありました。自然を守ることは、弱い立場にあるコミュニティや野生生物を守ることにもつながります。Netflixは、各プロジェクトを評価するために厳格で入念な審査を行い、その審査過程を報告書で公表し、多くの人たちの参考になるように努めています。その結果、削減量にして1億5千万トン以上に相当する数々のプロジェクトの中から、環境に貢献するだけでなく、生物多様性を保護し、弱い立場にあるコミュニティにも雇用や教育の機会を生み出す17のプロジェクトが選出されました。
5. サステナビリティを扱った物語は、Netflixメンバーの皆様に人気があります。 Netflixで歴代2番目に人気の高い映画「ドント・ルック・アップ」の大ブレークは、何億もの世帯でサステナビリティに焦点を当てた物語が選ばれ、視聴されたという昨年の報告書の分析を裏付けました。
Netflixにとってこの1年は、進歩を遂げた年でしたが、まだまだ道半ばです。これからも、私たちが学んだことを随時お伝えしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本稿は2022年3月30日に発表され、2023年3月7日に更新されました。このアップデートでは、スコープ1 (自社からの直接排出) およびスコープ2 (エネルギー起源の間接排出) における排出量の目標値をより科学的根拠に基づいた値に更新し、レポート全体の一貫性を向上させました。
