エンターテインメント
2026年7月17日Netflixは、2026年上半期において、日本発作品がグローバルで、どれくらい視聴されたかを発表しました。本資料では、2026年上半期の「What We Watched」*1のデータを元にまとめ、アニメ作品、実写作品にわけてご紹介します。
日本の多彩なシリーズや映画は世界中の視聴者を魅了しており、日本作品は、非英語圏で制作された作品の中で、2番目に多く見られています。2026年上半期において、日本作品の視聴時間は全世界で61億時間以上となり、レポートの開示を始めた2023年上半期以降で過去最多視聴となりました。同期間において、日本作品で最も見られたのは「地獄に堕ちるわよ」でした。日本のアニメ作品も多く視聴されており、Netflixメンバーの半数以上が少なくとも1つのアニメ作品を視聴しています。
2026年上半期に視聴されたアニメ作品
視聴者は『超かぐや姫!』のようなオリジナル作品から、世界中でファンを沸かせる日本発の人気シリーズ「呪術廻戦 死滅回游 前編」、「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」 1st STAGE、「刃牙道」など、幅広いラインナップを楽しんでいます。
中でも、配信発のオリジナル映画『超かぐや姫!』は、古典である「竹取物語」を下敷きにしながら、ボカロPやライバーといった現代のインターネットカルチャーを取り込んだ作品として、国内外で大きな広がりを見せました。配信後には非英語映画として3週連続でグローバルTOP10入りを果たし、香港、韓国、台湾、タイ、ベトナムでも週間映画TOP10入りを記録。特にベトナムでは11週、台湾では6週にわたりTOP10入りするなど、アジアの複数市場で、長く愛されました。また配信を起点としたオリジナル映画作品として、初の大ヒットを記録。2026年を象徴する「TikTok上半期トレンド大賞」のエンタメ部門にも輝き、配信のオリジナルアニメ映画というカテゴリを大きく切り拓く作品となりました。
Top5入りした作品を対象に、国別の週間TOP10のデータを活用し、作品の地域での広がりを紹介します。「呪術廻戦」シリーズは、香港・台湾・マレーシア・ベトナムなど東・東南アジアを中心にTOP10入り。特に香港では「呪術廻戦 死滅回游 前編」が13週にわたりTOP10入りしました。長くNetflixでシリーズを重ね、世界中で強いファンダムを育ててきた「刃牙道」は海外53カ国でTOP10入り。上半期にTOP5入りした日本アニメ作品のなかで最も多くの国・地域に広がりました。とりわけボリビアやペルーなどの中南米17カ国、クウェートやオマーンなどの中東11カ国を含む幅広い地域で支持を集め、日本の格闘アクション作品が世界各地の視聴者に愛されていることがうかがえます。
アニメ・シリーズ
「呪術廻戦 死滅回游 前編」(940万ビュー)|配信開始日:2026年1月8日
「呪術廻戦」(870万ビュー)|配信開始日:2020年10月3日
「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」 1st STAGE(830万ビュー)|配信開始日:2026年3月19日
「刃牙道」シーズン1(800万ビュー)|配信開始日:2026年2月26日
「呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変」(670万ビュー)|配信開始日:2023年7月6日
アニメ・映画
『超かぐや姫!』(770万ビュー)|配信開始日:2026年1月22日
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』*3(700万ビュー)|配信開始日:2020年2月27日
『千と千尋の神隠し』*3(620万ビュー)|配信開始日:2014年5月14日
『劇場版 呪術廻戦 0』*2(610万ビュー)|配信開始日:2022年9月21日
『ひゃくえむ。』(530万ビュー)|配信開始日:2025年12月30日
2026年上半期に視聴された実写作品
視聴者は「地獄に堕ちるわよ」、「九条の大罪」、「喧嘩独学」など2026年に配信が開始された新たなオリジナル作品から、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞した『爆弾』*2といった話題作、『ゴジラ-1.0』や『るろうに剣心 最終章 The Beginning』といった人気シリーズまで幅広いラインナップを楽しんでいます。
中でも、日本一有名な占い師・細木数子の衝撃の半生を戸田恵梨香主演で描いた「地獄に堕ちるわよ」は配信後、国内外で多く視聴されました。日本では週間シリーズTOP10で5週連続1位を獲得。グローバルでも、韓国、香港、台湾など7カ国で週間TOP10入りし、非英語シリーズとして3週連続グローバルTOP10入りしました。SNSでは、細木数子をリアルタイムで知る著名人たちが当時のエピソードや思い出を相次いで投稿する一方、本作で初めて彼女を知った若い世代からも大きな反響を呼び、世代を超えた熱狂が生まれました。関連書籍である「魔女の履歴書」(講談社文庫)は作品配信後の大きな反響を受けて重版となりました。単行本、+α文庫、電子書籍をあわせて計11万部を突破し、ノンフィクション書籍としては異例の数字となっています。また細木数子が考案した占い「六星占術」の公式サイトへのトラフィックが、配信後、最大で通常時の7倍超の規模にまで拡大しました。
実写についてもTop5入りした作品を対象に、国別の週間TOP10のデータをみてみると、2025年11月から配信を開始した「イクサガミ」は配信後、世界88カ国でTOP10入りし、クウェートやレバノン、ギリシャ、フィリピンなど18カ国で第1位を獲得。25年の勢いそのままに2026年も世界各地で楽しまれました。2026年6月配信の「喧嘩独学」は、配信から数週間で海外43カ国でTOP10入り。インドネシアやフィリピンなどのアジアから、ボリビアやペルーなどの中南米、カタールやクウェートなどの中東まで、幅広い地域で視聴されました。
実写・シリーズ
「地獄に堕ちるわよ」(950万ビュー)|配信開始日:2026年4月27日
「九条の大罪」(860万ビュー)|配信開始日:2026年4月2日
「喧嘩独学」(540万ビュー)|配信開始日:2026年6月11日
「イクサガミ」(520万ビュー)|配信開始日:2025年11月13日
「今際の国のアリス」シーズン3(310万ビュー)|配信開始日:2025年9月25日
実写・映画
『爆弾』*2(810万ビュー)|配信開始日:2026年3月31日
『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』*3(770万ビュー)|配信開始日:2023年10月25日
『Demon City 鬼ゴロシ』(520万ビュー)|配信開始日:2025年2月27日
『ゴジラ-1.0』(470万ビュー)|配信開始日:2024年5月31日(日本国内では2026年5月から)
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(440万ビュー)|配信開始日:2021年7月30日
日本のクリエイティビティを世界へ
Netflixは「ローカルファースト」、「クリエイターファースト」を掲げ、日本のクリエイターが生み出した魅力的な作品を世界中へお届けしています。190以上の国と地域で言語の壁を越えて作品を楽しんでいただけるよう、最大34カ国語の字幕・吹き替えを提供しております。その結果、10年前には10%だった「メンバーが自国以外の作品を視聴する割合」は、現在ではNetflix全体の視聴の70%を占めるまでに成長しました。こうした取り組みを通じて、多くの日本の作品が公開と同時にグローバルにお届けすることは、単なる映像視聴の枠を超え、世界中の視聴者が日本のカルチャーに深く触れるきっかけの一つにもなっていると考えています。
Netflixはこれからも、日本の優れたクリエイティビティを国内、そして世界中のメンバーへと届けてまいります。
*1 「What We Watched」は、Netflixが定期的に公開しているレポートです。メンバーのエンゲージメントを測る指標として、「ビュー数(総視聴時間を作品の総尺で割った数)」や「視聴時間」といった複数のデータを公開しています。視聴時間はあくまで指標の一つであり、Netflixでは多様なジャンルの作品がそれぞれの規模で世界中のファンを魅了しています。
*2 日本国内でのみ配信
*3 日本国内での配信はなし
