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ジャンル作品における次世代の語り部たちを支援する"Emerging Filmmaker Initiative"が発足

ジャンル作品における次世代の語り部たちを支援する"Emerging Filmmaker Initiative"が発足

2017年、監督のステフォン・ブリストルは、傑出した短編映画「シー・ユー・イエスタデイ」を発表しました。ジャンルの常識を覆すエキサイティングなコンセプトを証明する作品となった本作は、最終的にNetflixの長編映画としてリメイクされました。「シー・ユー・イエスタデイ」はインディペンデント・スピリット賞を受賞し、ステフォンは現在、より規模の大きい2作目のジャンル映画をNetflixと共に企画中です。

ステフォンの短編映画はたくさんの機会を生み出しました。しかし多くの新進気鋭の映画製作者たちは、最初のチャンスを掴むためだけに何年も費やしています。Netflixは、この現状を変えたいと考えています。 

そして本日、Emerging Filmmaker Initiative (EFI) プログラムと、3人の映画製作者のデビューについて発表できることをうれしく思います。EFIは、SFやアクション、ホラー、サスペンスといった人気の高いジャンルで活躍する次世代の映画製作者たちを育成し、キャリア形成を支援する年間プログラムです。 

EFIは、毎年3人の傑出した映画製作者たちと共に、新しく大胆なジャンル短編映画の企画、資金調達、製作、配給を行います。映画製作者たちは、この取り組みを通してキャリアの早い段階から映画スタジオのエコシステムへのアクセスという貴重な機会を得られるだけでなく、企画、キャスティング、製作、フィルムスコアリング、編集などの実務経験を積むことができます。また、参加者にはそれぞれ経験豊富な監督が1人、メンターとして付きます。本年参加する映画製作者たちは、ロン・ハワード監督 (「ダ・ヴィンチ・コード」「アポロ13」) とバリー・ソネンフェルド監督 (「メン・イン・ブラック」「アダムス・ファミリー」) からきわめて貴重な指導を受けられます。 

これまで何年にもわたり、Netflixは新しい才能を見つけ、育て、パートナーを組むことに成功してきました。リー・ジャニアク (「フィアー・ストリート」3部作)、エルナン・ヒメネス (「ラブ・ハード」)、ジェームズ・サミュエル (「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野」)、そしてステフォンらがその一例です。私たちは、Netflixの映画チームがさらに多くの映画製作者に技術とキャリア向上の機会を届けるためのパイプラインとして、EFIをスタートさせました。

EFIを通じて製作された最初の映画となる3作品は、2月17日よりNetflixで全世界に配信されます。これらの映画と製作者の詳細に関しては、以下をご覧ください。

ヘブル・ブラントリー (「イラックス」)

オパルおばさんの家にお泊りすることになった、めいっ子のニーナ。危険な伝説のモンスター"イラックス"をうっかり絵本から解き放ってしまった2人は、モンスターたちを絵本の中に戻そうと奮闘します。

ヘブル・ブラントリーは、さまざまな分野で活躍するシカゴ南部出身のビジュアルアーティストです。彼が探求するのは、これまでのヒーロー像や主人公のあり方に挑む、現代的で個性的な物語。世界中で個展を開催するブラントリーは、ニューヨーク・タイムズ紙やフォーブズ誌、CNNなどのメディアに取り上げられたこともあります。また、NikeやHublot (ウブロ)、Adidasをはじめ数多くのブランドともコラボレーションしており、その作品のコレクターにはトップアスリートや有名人、映画製作者たちが名を連ねます。現在ロサンゼルスを拠点として活動するブラントリーは、自身のメディア企業"Angry Hero"を通して代表的なキャラクター"FLYBOY"を映像化するなど、コンテンツ制作分野にも活動の幅を広げています。本作に加えて、ピーター・チャーニンと共に制作するNetflixの「Hype (原題)」、セス・ローゲンとのライオンズゲート作品「Kankakee (原題)」、さらにHBOとHBO MaxでもいくつかのTVプロジェクトが決定しており、複数のオリジナルプロジェクトが進行中です。

**アシュリー・イーキン (「我らの罪を赦したまえ」)**

1939年、ドイツ。ヒトラーが障がい者を捕らえて殺害する"T4作戦"の実行を命じたことで、腕に障がいを持つ農民の少年は、ナチスの兵士に追われることになります。

アシュリー・イーキンは身体的な障がいを持つ脚本家兼監督です。現在はFX向けの30分TV番組を20世紀スタジオと共に制作中。この番組は、イーキンがAFI Directing Workshop for Womenプログラムで製作し、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で審査員特別賞を獲得したほか、40以上もの映画祭で上映された短編映画「Single (原題)」に着想を得た作品です。イーキンは2021年にはAppleの番組で2エピソード、Disney+の番組で1エピソードの監督も務めました。また、夫のショーン・ラヴァリングとWayfarer Studiosの長編映画の共同脚本を務めており、Netflix向けサスペンスの制作においてもタッグを組む予定です。

**マリエル・ウッズ (「ハート・ショット」)**

高校3年生のニッキーとサムは、卒業後も一緒の将来を話し合う恋人同士。しかしある日ニッキーの危険な過去が舞い戻り、彼女の大切なものすべてを脅かすようになります。

マリエル・ウッズは、難しいと言われるアクションジャンルのストーリーテリングの世界で成功を収めた、受賞歴のあるジェンダークィアの映画製作者です。感情のスイッチを入れることと映像の限界に挑むことを愛する彼女は、少しの爆発とカーチェイスをお供に、思わず考えてしまうような物語を伝えます。ウッズは、HBO Access Fellowshipに加えて、Universal Directors InitiativeとAFI Directing Workshop for Womenのメンバーとしても知られています。また、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン製作のNetflixシリーズ「コブラ会」シーズン4とシーズン5では、複数のエピソードで監督を務めました。