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グローバル・アクセシビリティ・アウェアネス・デーを記念して、アクセシビリティを充実させた言語環境の拡充、上映、新コレクションの公開を発表

Celebrating Disability With Dimension Collection Art
視覚、聴覚、運動、認知の各障がいを表すシンボルマークを背景に、笑顔で会話する人々がカラフルに描かれた様子。

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シカゴのサウスサイドで育った私にとって、キャデラック・パレス劇場で過ごす夜は格別でした。建物に施された金色の装飾、ステージを包むビロードのカーテン。最前席に案内された私たち家族は、まるでセレブのような気分でした。この歴史あるエンターテインメントの殿堂とも言える劇場のことは細部に至るまで覚えています。なぜならこの劇場は、私と家族がアメリカ手話言語 (ASL) 通訳付きの特別公演を観に行った場所だからです。私は、聴覚障がいのある親をもつ耳が聞こえる子供、CODA (コーダ) です。両親が生きてきた人生、そして聴覚障がい者コミュニティで育った経験を通じて、深い感謝と理解もって世界を眺めることができるようになったことは、私の特権です。だからこそ、キャデラック・パレス劇場の夜のような素敵な体験を、あらゆる体験を通してできるようにしたいと思うようになったのです。

私たちが物語にアクセスする方法は、ずいぶんと変わりました。ビデオ通話、メッセージアプリ、光で知らせるドアベルなど、今ではテクノロジーによって、障がいを持つ多くの人々がアクセシブルな環境を整えることができるようになりました。だから今回、グローバル・アクセシビリティ・アウェアネス・デー (GAAD) を記念して、視覚障がい者のための副音声 (AD) と聴覚障がい者のための字幕 (SDH) に対応する言語が追加されるというお知らせができることはこの上ない喜びです。今月より2023年にかけて、これらの機能はより多くのタイトルで、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、フランス語を含むさらに多くの言語で利用できるようになります。何十年もの間、エンターテインメントを楽しむ方法は、住んでいる場所と話す言語によって決まっていました。つまり最近まで、ADとSDHを必要とする人々は、観たい作品のADとSDHがそれぞれの地域の言語に対応している場合のみ、楽しむことができたのです。

Netflixは、SDHとADの対応言語を20言語以上に増やすことで、出身地や言語、身体的能力に関係なく、すべてのメンバーの皆さまが、スクリーンの中に自分自身を見出すことができる物語を楽しめるようにしたいと考えています。また、ADとSDHに対応した番組や映画には、ウェブとiOSで新しいバッジを導入し、観たいストーリーをより簡単に見つけられるようにします。 

Netflixは、障がいを持つ人々の、障がいを持つ人々によるストーリーをメインストリームの文化の一部としてもっと伝えていきます。そのために、「障がいの多様性に焦点を当てる」と題した初のコレクションを公開し、障がいを持つ人たちが登場する50を超える番組や映画を紹介します。世界には10億人以上の障がいを持つ人々が暮らしており、インクルーシブなストーリーをさらに伝え、ストーリーテリングを通じてコミュニティー内の絆を深める機会は、非常に大きな意味を持ちます。また、世界の一部劇場でアクセシビリティを充実させた上映会を行い、ADやSDHの機能をご自宅のリビングルーム以外でも実現することで、エンターテインメントをよりアクセシブルにする方法を模索していきます。

これからも、テクノロジーやバリアフリー上映、新しいコレクションを通して、メンバーの皆さまと障がいの多様性に焦点を当てたストーリーを繋いでいきたいと考えています。一緒に新しい思い出を作っていきましょう。

ヘザーのこれまでの歩みとNetflixでの役割については、上の動画を再生してご覧ください。